ご支援のお願い

 当団体は、「地域に心の学び場を」をモットーに地域で心を支える環境づくりの活動を21年にわたり行なってまいりました。これからも、誰もが安心して暮らせる社会を目指して「心を学ぶ講座」「こころの相談室」の2つの活動を継続してまいります。
是非皆様のご支援をお願いいたします。

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「心を学ぶ講座」

 心を学ぶことは単に正しい知識を持って適切に人と接することに役立つだけでなく、寛容な心、温かな心を持って人と接することができるようになるため、人と人とが支え合う温かい社会づくりにつながると私たちは考えています。

 「対人援助にかかわる人のための心を学ぶ講座」は、心理の専門家でなくても対人援助にかかわる方が地域で気軽に学べる場を目指して、対人援助にかかわる人が知っておくと役に立つ心理的な知識を学ぶ講座、特にワークなどを取り入れた受講者参加型ものも多く開催しています。

 2002年に始めてこれまでに21年間にわたって407講座を開催し、のべ約23,000人の方に受講していただきました。

「こころの相談室」

 カウンセリング料金には公的医療保険は適用されませんから全額本人負担です。しかし困りごとが起きた時、誰かに相談して解決したいと思いたった時にこの金額を自分の為に月に何度も捻出できる方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。ことに様々な事情を抱える方なら尚更です。本当に困っている方が何か問題を抱えたとき利用料金がネックになってなかなか利用することができないという現状があります。

 当相談室は、継続して利用するのに無理のない料金設定(2022年度まで2,000円、2023年度より2,500円)で運営しています。一般のカウンセリングルームでは5,000円~20,000円程度かかるところもあります。

 こころの相談室ではこれまでにのべ9,000人近くの方の相談を受けてきました。その中には、精神疾患を抱えて困難な社会復帰を実現した方、適応障害で休職したが自ら問題に取り組んだことで職場復帰したあとでより休職前より上手な適応ができるようになった方もいらっしゃいます。また、生活保護を受けている方や引きこもりの方の社会参加を支えることもあります。そのような支援は簡単に終わらないことも多くあります。

 実際に相談室を運営するのには、家賃や水道光熱費、事務費などの固定費がかかりますので、その費用を低額のカウンセリング料だけから捻出するのは困難です。これまでは、他の事業やNHK歳末助け合い配分金、スタッフのボランティアでやりくりしてきましたが、運営は年々厳しくなる一方です。

これらの活動を存続させるために皆様方のご支援をお願いいたします。